理学療法士が転職を考える大きな悩みのひとつが、「給料が低いこと」です。
転職で給料を上げたいと考える理学療法士は多いでしょう。
転職で給料を上げるためには、転職先との給料交渉が重要になります。
しかし、「転職先と給料交渉をしたいけど、どうすれば良いのか分からない。」「そもそも、給料交渉ってできるの？」
と不安に思う人も多いはずです。
今回は、そんな人に向けて「理学療法士の転職で給料交渉ができるのか」、「給料交渉の最適なタイミング」について解説していきます。
これから転職を考えている方は、必ず最後まで読んでくださいね！
理学療法士の転職で給料交渉はできる？
結論からお伝えすると、理学療法士は転職で給料交渉ができます。
給料交渉は、自身の経歴や業績・成果をアピールし、具体的な根拠やを提示して交渉を行う必要があります。
また、給料交渉は交渉材料を準備した上で、適切なタイミングで行う事が重要です。
事前準備やタイミングや注意点いついては、この後詳しく解説していきますね。
転職で給料交渉を行うタイミング
転職で給料交渉を行うタイミングは、内定前と内定後の2つあります。
それぞれ解説していきます。
内定前なら、転職先から給料の話があった時
内定前の場合、転職先の事業所から給料についての話があった時にしましょう。
面接や職場見学の際に、転職先の条件とあなたの希望条件との間に、大きなギャップが無いかを把握するために前職の年収や希望年収を聞かれることがあります。
そのタイミングで、あなたの考えや希望する給料をはっきりと伝えるようにしましょう。
内定後ならオファー面談時
内定後の場合には、オファー面談時に給料交渉を行います。
オファー面談とは、内定後に転職先が内定者に対して行う面談で、労働条件や入社意思を確認する面談です。
オファー面談の段階では、内定承諾書を提出していないため、転職先が提示した条件に同意していない状況になります。
そのため、給料交渉をしても問題はありません。
このタイミングで、自分の経歴や業績など根拠をもとに給料交渉を行っていきましょう。
転職の給料交渉での注意点3つ
転職で給料交渉を行う際には、以下の3つに注意する必要があります。
面接で給料面の質問をし過ぎない
一次面接の段階では、給料や待遇についての質問をし過ぎないように注意が必要です。
面接から給与の話ばかりをしてしまうと、
この人は給料面しか興味が無いんだな。。。
と思われ、マイナスの印象を与えてしまいます。
内定承諾後に給料交渉はしない
内定後に給料交渉をする場合には、内定承諾書を提出した後に交渉をすることは避けましょう。
内定承諾書は、事業所側が提示した条件、待遇での入社を誓約する書類です。
この内定承諾をした後に給料交渉は出来ないということを覚えておいてください。
逆に、内定承諾前であればオファー面談時などに給料交渉は出来ます。
業界の水準からかけ離れた交渉はしない
どの業界にもある程度の年収上限が設けられています。
その業界の年収を大きく上回るような給料を提案するのは避けましょう。
現実的でない交渉は、取り合ってもらうことができません。
給料交渉を行う場合には、事前に業界の平均的な年収を把握しておいて、現実的な交渉をする事が重要です。
「年収アップ！」給料交渉の事前準備
年収をアップさせるための給料交渉。
その場の勢いだけでは、転職先の事業所に納得してもらうことはできません。
ここでは、給料交渉を行う場合の「事前準備」について解説していきます。
業界の同業職の給料相場を把握しておく
先ほども述べたように、業界にはある程度の給料相場があります。
そのため、給料相場からかけ離れた交渉は通すことが出来ません。
事前に業界の給料相場を調べておき、相場を基準に自分の価値を伝えて給料交渉を行っていきましょう。
交渉の根拠を提示できるようにしておく
給料交渉をする場合には、自分が今までにどんな実績を残しているのか、どんな経歴を持っているのかなど、自分の価値を伝える「根拠」となるものを提示する必要があります。
いくら「自分は勉強を頑張りました」「人一倍努力してきました」と口頭で伝えたところで、納得してもらうことはできません。
資格の証明書や学術発表の資料など、交渉の根拠となるものを準備しておきましょう。
自分の市場価値の目安をつけておく
交渉の際には、自分の市場価値にある程度の目安をつけておくことが大切です。
「自分の市場価値」と言われても、具体的なイメージがしづらいですよね。
自分の市場価値を把握する材料として、現職の給料や同業他社の求人情報を調べたり、他の事業所を受けていれば、そこで提示された給料などからおおよその目安をつけることが出来ます。
ある程度、市場価値に目安をつけておくことで、給料交渉も現実的な金額で根拠を持って話しやすくなるでしょう。
給料交渉が不安なら転職エージェントを利用する
ここまで、給料交渉のやり方や注意点についてお伝えしてきましたが、
やっぱり自分1人で交渉するのは怖くて出来ないし、上手くできる自信がない。
という理学療法士の方も多いでしょう。
そんな理学療法士におすすめなのが、「転職エージェント」です。
転職エージェントは、転職者と企業の間に立って転職を全面的にサポートしてくれるサービスです。
求人紹介やキャリアアドバイス、書類の書き方や面接対策、そして「転職先との給料交渉のアドバイス」もしてくれます。
1人で給料交渉をするのに自信がないという人は、大切な転職を失敗で終わらせないためにも、転職エージェントを活用すると良いでしょう。
こちらの記事では、理学療法士におすすめの転職エージェントをまとめています。
給料交渉は悪いことではない！転職を成功させよう！
仕事において給料というのは、仕事のモチベーションはもちろん、生活に大きく関わってくる要素になります。
転職の際に給料交渉をすることに対して気が引けてしまう人もいるかも知れませんが、全く悪いことではないですし、問題ありません。
自分の市場価値に見合った給料を貰うためにも、しっかりと給料交渉をしていくべきです！
1人でできる自信がなければ、転職のプロである転職エージェントをどんどん活用していくことをおすすめします。
給料交渉で転職を成功させましょう！
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